決断
先月、新聞で仏のシャンソン歌手 シャルル・アズナブールの死亡記事を見た。
今年日本の春の叙勲で旭日小綬章を受賞して、もう94歳だった、時代の流れを感じる。
私の学生時代はビートルズやグループサウンドが流行っていた、TVでもレコードでも観たり聴いたりしながら、NHKのFMで「ヨーロッパと中南米の音楽」という芦原英領が司会の番組でシャンソンやボサノバを聴いていて、、アズナブールは大好きな歌手だった。
あのしゃがれ声が素敵で、「愛のために死す」「帰り来ぬ青春」「ラ・ボエーム」などが特に好きだった、このころからフランス映画は大量に封切られ、ほとんど観に行った。
あとは、俳優としても素敵だったイブ・モンタン、ジルベール・ベコーの「そして、今は」は好きな歌で彼のLIVEにも行った。
女性では、エディット・ピアフ、ミレイユ・マチユなどを聴いていた。
そこが原点? カラオケではシャンソンを歌っているくらいなので、影響を受けている。
あの頃美しかったアラン・ドロンが先日引退表明したが、残念ながら奇麗な歳のとり方でなくて82歳、演技より外見が売りだったアイドルみたいなものだと思っているので、もっと早く引退すべきだったのではと言いたい。
ドタキャンで話題になり、ツアー数の多さに驚いた沢田研二も、もう引き時ではあるまいか?
芸能人と呼ばれる人間には見場も大切だし、、まず声が出ていない!
イギリスの名優、ダニエル・デイ・ルイスは今秋封切の「ファントム・スレッド」で引退する。
未だ61歳、デザイナーを演じた映画なので楽しみに待っているが、彼にはもう少し頑張ってほしかったので残念でならない。
引き際の大切さを、考えさせられた。
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